定義 1.7
であるとは、条件またはが満たされることです。つの集合 について、 の要素がすべて の要素であるとき、 は の部分集合であるといい、
で表す。註 1.9
集合 が集合 の部分集合でない、すなわち、 であるとは、条件
が満たされることである。定義 1.10
つの集合 について、 と が同時に成立するとき、 と は等しいといい、 で表す。
命題 1.11
(反射律)
かつ ならば、 (反対象律)
かつ ならば、 (推移律)
定義 1.12
べき集合は他にも と表したりもします。集合 に対して、 の部分集合全体の集合を のべき集合といい、 で表す。
べき集合の例として、 のとき、 です。
参考文献
はじめての集合と位相 p4-