機械学習基礎理論独習

誤りがあればご指摘いただけると幸いです。数式が整うまで少し時間かかります。リンクフリーです。

勉強ログです。リンクフリーです
目次へ戻る

位相同型写像

定義 9.14

距離空間 X から距離空間 Y への写像 f全単射であって、f とその逆写像 f^{-1} が共に連続であるとき、f を位相同型写像または同型写像とよぶ。

定義 9.15

距離空間 X から距離空間 Y への位相同型写像が存在するとき、XY は位相同型であるといい、X\approx Y で表す。

定理 9.16

任意の距離空間 X,Y,Z に対して、次が成り立つ。
(1) X\approx X, (反射律)
(2) X\approx Y ならば Y\approx X, (対称律)
(3) X\approx Y かつ Y\approx Z ならば、X\approx Z. (推移律)

定義 9.20

任意の集合 X 上の 2 つの距離関数 d,d' に対し、恒等写像

\begin{eqnarray}
id_X:(X,d)\rightarrow(X,d')
\end{eqnarray}
位相同型写像のとき、dd' は位相的に同値であるという。

参考文献

はじめての集合と位相 p188-p121

目次へ戻る