問題
図に示される形のノードのグラフを考える。
ただしおよびは観測されているとする。
有向分離性を使ってを示せ。
節のメッセージパッシングアルゴリズムをの計算に用いたとき、結果がの値に依存しないことを示せ。
参照
図
解答
図に示される形のノードの無向グラフは以下のようになります。
図
有向分離性を使う為、図を有向グラフに変換すると、図の種類の有向グラフができます。
図
図
図、図において、からへの経路はを通り、そこでhead-to-tailであり、は観測済みであるため、
有向分離性により、です。
を計算します。
式はを用いました。式は、式と式を用いました。
式は、PRML下巻のp104の中ほどにある、を用いました。
式の因数はのみに依存し、はのみに依存し、はのみに依存するため、
はには依存しないことが分かります。