2021-11-05 PRML演習問題 3.5(基本) www PRML演習問題 問題 付録 に示したラグランジュ未定乗数法を用いて、正則化誤差関数 の最小化と、 正則化されていない二乗和誤差 の制約条件 下での最小化が等価であることを示せ。 そして、パラメータ と の関係を議論せよ。 参照 解答 正則化されていない二乗和誤差 の制約条件 下で最小化します。式 を変形します。式 より、ラグランジュ関数は以下のようになります。式 と は に関して同じ式であるので、 式 をについて最小化するのと、式 を について最小化するのは等価です。 よって、正則化誤差関数 の最小化と、 正則化されていない二乗和誤差 の制約条件 下での最小化が等価であることが示せました。式 の最小化を で考えると、KKT条件よりとなることが分かります。式 では、式 の最小化時のをとしました。 パラメータ と の関係式は式 です。 補足 以上の幾何学的解釈が下のグラフです。ラッソ回帰のパラメータは、疎な解が得られますが それはグラフからも直感的に解釈することができます。