イェンゼンの不等式とは
関数が凸関数であるとする。このとき
を満たすに対して、が成り立つ。※凸関数とは下に凸の関数のことです。(例:)
例1
式より、各を確率、式の両辺を期待値の演算と解釈できます。
よって、
例2
を考えます。
この時は上に凸の関数であるので、式の不等号の向きは逆になり、以下の式が成り立ちます。
式をの右肩に乗せると、よく知られた以下の関係式(相加相乗平均)導かれます。
偉人の名言
悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのだ。
ウィリアム・ジェームズ
参考文献
続・わかりやすいパターン認識 p297-p298
参考リンク
動画
なし