はじめに
この本は、CGでよく使われる数学の手法をまとめたものです。
良い本だと思います。
章ごとに一言解説
1章 復習:高校の数学から大学の数学まで
ほぼ読んでいない。さらっと目を通しただけ。
2章 CGの原理
ほぼ読んでいない。さらっと目を通しただけ。
3章 3次元CG
ほぼ読んでいない。さらっと目を通しただけ。
4章 投影の数理
CGでいうところの投影変換、視野変換を解説してあります。
投影変換ではなく、「一般的な透視投影」に関する解説です。
視野変換は、通常のCGにおける視野変換の解説で、座標系の変換を丁寧に書いてあるのが良かったです。
5章 四元数による回転
四元数の定義や性質を解説したあと、任意軸の回転と球面線形補間を解説してあります。
なんでしょう、わかりやすい。すいすい読めてしまいました。
6章 曲線の生成
普通のCGにありがちな解説。この章は普通。
総評
導出が丁寧で、独学しやすい。非常におすすめな本。
悪い点は、ベクトルに行列を掛けるとき、行列をベクトルの右に掛ける点。
好みの問題かもしれないが、ベクトルはやっぱり列ベクトルとして扱ってほしかった。
あ、それとこの本ちょっと誤植多いぞ。まあ、気づけるレベルだったからよかったけど。