周辺ガウス分布
とした、同時ガウス分布があります。
は以下のようにブロック化されているとします。
この時、以下の周辺分布の式が成り立ちます。
を以下で示します。
をで周辺化すると、になります。
のの中身を計算します。
をに関係した項を処理してから、積分を容易にするため平方完成を行います。
からを含む項を取り出すと
となります。
の右辺の第1項はで積分すると、定数になるので、
の左辺をで積分すると、が残ります。
よって、(4)のに依存する項とを合わせると、
一般のガウス分布の指数部分は次のように書けます。
とを係数比較すると、周辺分布の共分散は
となり、平均は
となります。
をさらに変形するために、分割された行列の逆行列に関する次の公式を利用します。
また、定義より
であるので、公式を適用すると
となります。とより、
です。
よって、が示せました。
偉人の名言
夢なき者に成功なし
吉田松陰