機械学習基礎理論独習

誤りがあればご指摘いただけると幸いです。数式が整うまで少し時間かかります。リンクフリーです。

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ド・モルガンの法則

ド・モルガンの法則

差集合と和集合,共通節分について,次の関係がある.

定理 3.1 ド・モルガンの法則

集合 X,A,B について、次式が成り立つ。

\begin{eqnarray}
&&(1)\qquad X-(A\cup B)=(X-A)\cap(X-B)\\
&&(2)\qquad X-(A\cap B)=(X-A)\cup(X-B)
\end{eqnarray}

[証明]
\square

補集合

数学のいろいろな分野では、一つの基礎になる集合を固定して、その集合の元についてのみ考察することが多い。
基礎になる集合を X、その部分集合を A とするとき、差集合 X-A を(X に関する)A補集合といい、A^cで表す。
この記号を使えば、A,B を基礎になる集合 X (この集合を普遍集合と呼ぶ)の部分集合とするとき、ド・モルガンの法則から

\begin{eqnarray}
(A\cup B)^c = A^c \cup B^c, \ (A\cap B)^c = A^c\cup B^c
\end{eqnarray}
の成り立つことがわかる。この2式を補集合に関するド・モルガンの法則という。

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