機械学習基礎理論独習

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ランダムウォークMH法

ランダムウォークMH法では候補の提案を

\begin{eqnarray}
a=\theta^{(t)}+\epsilon\tag{1}
\end{eqnarray}

とします。
ここで\epsilonは平均0正規分布や、区間[-\delta,\delta]の一様分布など、対象な分布からの実現値です。
例えば、提案分布を正規分布とし、分散を固定すると、以下の等式が成り立ちます。

\begin{eqnarray}
\mathcal{N}(a|\theta^{(t)},\sigma^2)=\mathcal{N}(\theta^{(t)}|a,\sigma^2)\tag{2}
\end{eqnarray}

ですので、一般的な書き方をすると次式です。

\begin{eqnarray}
q(a|\theta^{(t)})=q(\theta^{(t)}|a)\tag{3}
\end{eqnarray}

このためランダムウォークMH法における補正係数は

\begin{eqnarray}
r=\frac{f(a)}{f(\theta^{(t)})}\tag{4}
\end{eqnarray}

となります。

偉人の名言

f:id:olj611:20210518194356p:plain:w300
慣習とは反対の道を行け。そうすれば常に物事はうまくいく。
ルソー

参考文献

基礎からのベイズ統計学

動画

なし

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